ここでは地図アシストアプリ
UO Mapistro(uovmc) のインストール手順とトレハンマップのデータご紹介します。
はじめに…「UO非公認」だという事について
人気の地図アシストアプリUO Mapistro(uovmc)。
「UO非公認アプリだ」=「違法アプリだ」と考えている方もおられますが、
私はUO公式サイトの規定を読んで「使用は問題無い」と認識しています。
公認を得ているUOAMを使えば良いのではという意見もありますが、
2007年に開発終了宣言されているし、英語たっぷりのサイトだし・・・と、
私はインストールを躊躇しました。
そんな時に見つけたのがこのUO Mapistro(uovmc)です。
このアプリは、
EA(Origin)のMesannaが2019年に公認リストを作成すると公言したことを切っ掛けに、
UOAMの後継として公認を得るために日本人の手により開発が進められました。
相当な時間とデジタル署名のためのコストも万単位でかかっていたと推測します。
しかしその公認リストは作成されることなく中止や延期の発表もなく、
まるで無かったかのようになっているのが現状です。
ですので、
「使っていない人よりも有利になる」「UO非公認だ」という意見があることは知っていますが、
前者に関しては「UOAM同等」であり、
後者に関してはこの後で述べる「使用は問題無い」に該当すると考えます。
ですので私はこの日本産アプリを使い、そして推していこうと思っています。
「UOソフトウェアに全く影響を与えない」プログラム
UO公式サイト「ツールに関する規定」に下記の項があります。
※リンク先が表示されない場合は JP Archivesを見る方法 を参考に
上記の視点でみると、UO Mapistro(uovmc) は
「UOソフトウェアに全く影響を与えない」プログラムになります。
UOクライアントのメモリ領域から座標値を読み取ってはいますが、
メモリ領域に書き込んだり編集したり、
何か操作情報をUOサーバーに送ったりなど
そういった処理を一切していません。
つまり、この項目で「問題無いプログラム」に該当していると言えます。
「UO Proに認定されたプログラム」でない点について
先ほどのUO公式サイト「ツールに関する規定」を読み進めると、
・UO Proに認定されたプログラム
・開発者レビューを受けたプログラム
という項目が出てきます。
いわゆる「UO公認」です。
補足:
EA(Origin)のMesannaが2019年のDev&Meetで
承認サードパーティーの新しいリストを「来年に作成する」と公言しました。
しかしそのリストは作成されることなく中止や延期の発表もなく、
まるで無かったかのようになっています。
確かに UO Mapistro(uovmc) はUO公認ではありません。
しかし「ツールに関する規定」の項目の並び見ると分かるのですが、
「ツールに関する規定」の項目一覧
(1) サードパーティプログラムに関する規定
(2) エミュレーター/グレイシャード関連
(3) UOとは無関係に動作するプログラム
(4) この先を読む前に
(5) UO Proに認定されたプログラム
(6) 開発者レビューを受けたプログラム
(7) 上記いずれにも該当しないプログラム
(8) SAクライアントのカスタムUI
UO Mapistro(uovmc) はすでに(3)の段階で問題無いのです。
「(7) 上記いずれにも該当しないプログラム」にも記載があります。
まとめ:「問題無いと言えます」
「(3) UOとは無関係に動作するプログラム」に該当しているので、
その項より後ろに書かれている
「(5)UO Proに認定されたプログラム」も
「(6) 開発者レビューを受けたプログラム」も
気にする必要はないと言えます。
ダウンロードとインストール
ダウンロード と すべて展開
ダウンロードはこちらから行います。
3種類ありますがここではシンプルな「Official ZIP」にて説明を進めます。
保存先はお好きな場所(デスクトップ、ドキュメント等)に保存してください。
ダウンロードが完了したらファイルを右クリックして「すべて展開…」します。
展開先もお好きな場所で。
分かりやすく「完了時に展開されたファイルを表示する」にチェックをつけておきます。
展開が完了しました。
これでインストールは完了です。
uovmc64の起動と初期設定
「uovmc64」を実行します。
※もしとても古いPC(32bit版Windows)の場合はこれが起動できません。
その場合は「uovmc」の方を起動してください。
なお、Windows XP や Windows Vista では起動できないようです。
ここでもしこれが出たらOKします
起動後、初回は初期処理を行う画面が表示されます。
少し待つと下記画面が表示されます。
続いて、UOを起動しキャラにログインしてみてください。
キャラのいる位置がマップに表示されます。
PC環境によっては英語設定になっている場合があります。
次の手順で日本語表記に切り替えます。
アプリ上で右クリック → Language → 日本語 を選択します。
続いてショップ名等も日本語表記に切り替えると良いかもしれません。
同様にアプリ上で右クリック → 表示切り替え → 日本語ラベル にチェックをつけます。
「tailor」だったのが「裁縫店」と表示されるようになりました。
分かりやすい!
今の状態(タイトルバー「UO Mapistro」が表示されている状態)では、
UOクライアントを操作すると裏側に隠れてしまいます。
マップ上どこでも良いのでダブルクリックしてみてください。
するとタイトルバー「UO Mapistro」が消えます。
こうすることで常に最前面に表示されるようになり、
UOクライアントを操作していても裏側に隠れてしまうことはありません。
基本的な操作
基本操作
メニュー表示 ・・・画面で右クリック
最前面表示 ・・・画面を左ダブルクリックで枠が非表示となり最前面表示に
ウインドウの移動・・・Ctrl+左ドラッグ
マップ倍率 ・・・マウスホイール
ファセット変更 ・・・Ctrl+1~6
トレハンView ON/OFF
通常、マップはフィールドと同じ向きに傾いていますが、
トレハンマップは北が真上を向いています。
トレハンViewをONにすることでマップも北が真上を向きます。
・マップ右クリック ⇒ 表示切り替えON/OFF ⇒ トレハンView ON/OFF
六分儀入力
六分儀座標値を入力するとそのポイントをマップ上に示してくれます。
またUO上で六分儀は「12o34’S 56o78’W」という表記ですが、
uovmcの方では「o」を使わず「.」でも半角スペースでも大丈夫です。
下記いずれも認識します、親切設計。
12o34’N 56o78’W
12o34N 56o78W
12.34n 56.78w
12 34n 56 78w
【おまけ】2Dでトレハンマップの位置ズレ
2Dクライアントの場合、トレハンマップのピン位置と実際の宝箱の位置はズレています。
※注意…ピンの位置は赤丸ではありません。赤丸はピンの頭でピン位置は少し左下です。
下図、赤点がピンの位置、緑点が実際の宝箱の位置でした。
おおよそ北(画面右上方向)に4マス、東(画面右下方向)に12マスのズレがあります。
【おまけ】トレハン用ルーンブックのポイントを表示
はじめに
日本の各シャードやアトランでも見かけるトレハン用ルーンブック。
あのマーク場所がMapistro(uovmc)上に表示されたら便利なので登録しました。
それをシェアします。
なお、あなたが登録したポイントの入ったuser.mapファイルは書き換える必要が無くお使いいただける仕組みにしてあります。
主にトレハンで地図上に表示されると便利なポイントが登録済み
・トレハン用マップ
・クリスタルの転送台(銀行)
・背徳のクリスタル転送台(ダンジョン)
・赤♀Ankh Of Devotion
・ヘビの顎骨
※ クリスタルの転送台と背徳のクリスタル転送台で喋る内容はUOトークちゃんを使えばボタン1発です。合わせて御利用ください。
エリア分けを提案された原案者様、
それを焼いてフリー公開されているルンステの皆さま、
そしてMapistroの作者様には感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます。
ダウンロードとインストール
1.こちらからダウンロードします
2.すべて展開します
3.フォルダ「uovmc用mapデータ」内のMAPファイルをすべて選択してコピー
4.もしuovmcが起動中だったら一旦終了させる
5.uovmcをインストールしたフォルダ(uovmc64が入っているフォルダ)にファイルを貼付
6.uovmc64を起動
7.マップ上で右クリック → ラベルの表示切り替えON/OFF にて、
※トレハンに専念するときは下図のように
[トレハン用]のみにチェックを付けておくと見やすいかなと思います
8.ポイントがマップ上に表示されるようになりました
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